日本BSC学会

 

201441

日本BSC学会 設立趣意書

発起人会 一同

吉川武男

中田康雄

押切

成田徹郎

 

BSCBalanced Score Card)は1996年に横浜国立大学大学院教授の吉川武男氏により日本に紹介され、導入が開始された。日本生産性本部、日本能率協会の協力のもとその普及が推進され、2004年には上場企業の約22%に迄、導入が進んだ。その後BSC研究のための各種の研究会やコンソーシアムができて日本の企業や官庁を含む公共団体や医療機関への導入が進められた。

リーマンショックや東日本大震災の後、日本の経済再興を目指して政府や外郭団体、企業や組織・任意団体がそのための政策・施策を計画し施してきている。特に医療・介護・福祉・保健の分野に対して、平成24年から医療・福祉計画・健康管理に及ぶ広い範囲での再興・再編の動きが起き上がってきている。特に平成26年度からは保険者としての企業や自治体などがその保険者機能強化を目的に、本格的な健康経営を目指してビジョンを制定し、戦略・戦術を計画しPDCAを廻してその達成に取り組む姿勢を求められている。これは、まさしくBSCの手法そのものである。しかし、多分にBSC手法は形式にとらわれすぎて、BSCの本質を理解されないまま導入実行されているケースを散見する。そこで、我々は、日本BSC学会と銘打ち、201441日付けにて任意団体として発足させ、BSCにまつわる推進上の問題点の解決や導入・実践活動を戦略にフォーカスされた組織風土づくりなどのBSCの基本理論の実践を支援する学会活動を実施することになった。

学会活動は、BSC導入実践研究を通して、成長・育成モデルの策定やBSC実践のためのカウンセリングサービスなどを手掛けるとともに、日本の再興への架け橋として必要な活動を実施する。

 

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